初心者でも理解しやすい機能的価値の基本と4つの高め方

ブランディングを構成する3つの要素のうちの1つが機能的価値です。
今回は、機能的価値の基本と4つの高め方について解説していきます。
機能的価値の必要性と高め方の動画
ブランディングの基礎はこちらをご覧ください。
参考:ブランディングであなただけの濃いファンを作る方法
機能的価値とは?
機能的価値とは、誰かの役に立つ価値のことです。
製品そのものが持つ機能や性能などのスペックが高いことを機能的価値が高いと言います。
ユーザーがすごい!と思ったり感動するくらいの良質なコンテンツや圧倒的な実績や実力を持つ人物は機能的価値が高いです。
機能的価値の必要性
機能的価値よりも感情的価値の方が重要だから、機能的価値はそんなに力を入れなくてもいいよ、という人がいますが大間違いです。
関連:感情的価値を高めてあなたのことが好きなファンを増やす方法
何故かというと、最初の段階ではその人の感情的価値はわからないからです。
ほとんどの場合が、
『この人実績がすごい!』
『この人の作るコンテンツめっちゃ役に立つ!』
といった感じで機能的価値から知ってもらうことが多いです。
つまり、機能的価値を高めることは、あなたを発見してもらうきっかけにもなるということです。
感情的価値も確かに大事なのですが、まずは知ってもらわなければ、何も始まりませんし、何も生まれません。
合コンや婚活パーティも同じですが、会っていきなり好きになってもらえることは稀なのです。
人はまず、中身ではなく外見や肩書きから判断されます。
そして、メラビアンの法則というものがあるのですが、
視覚・聴覚情報(93%):見た目、表情、服装、声の大きさ、話し方など
言語情報:(7%):話す内容、トークなど
上記のことから、人は初対面の場合は見た目の9割で判断されてしまいます。
ネットでも同じで、初対面の人は機能的価値が高い方にお金を払います。
例えば『月収100万円の青年』と『ただのおっさん』がネットビジネスをやっていて、ただのおっさんの方が正論を言っていたとしても、青年の方を信じてしまいます。
更に『まるでダメなおっさん』には絶対にならないでくださいね(笑)
つまり、それだけファーストコンタクトでは機能的価値が重要なのです。
次の感情的価値に繋げるための最初の入り口として、機能的価値は高めた方がいいですね。
機能的価値の4つの高め方
機能的価値は闇雲にやっても高めることはできません。
下記にどうすれば機能的価値を高められるかをまとめました。
感動を与える
感動を与えるくらい素晴らしい商品やサービスを作ることです。
ユーザーが見て感動したり役にたったり憧れたりするものを作ればいいです。
とにかくすごい!と思わせることです。
質の良いコンテンツを作る
質の良いコンテンツとは圧倒的なコンテンツのことです。
見た人が喜んだり口コミを広めたくなるような、コンテンツを作ってください。
良質なインプットをして即アウトプットすることで、圧倒的なコンテンツを作ることができます。
また、コンテンツを作る際にはオリジナリティを意識してください。
関連:オリジナリティ溢れるユニークな世界観を構築する方法
中身も伴うようにする
よく表面だけすごそうで中身が伴わない人がいます。
見た目は大事ですが、表面だけを作り込んでも必ずばれます。
中身がダメだとあなたへの期待値は下がり、ユーザーは離れていくので、うわべだけではなく、中身もしっかりと構築してください。
関連:自己表現的価値を高めてビジネスを右肩上がりにし続ける方法
誇れる実績を作る
素晴らしい実績を持っていれば、それだけで信じてもらいやすくなります。
たった数万円の実績だとしても収入が0円の人からしたら、かなり雲の上の人だと思われます。
実績がしょぼいと思っている人は、自身を持ってその実績を提示してみてください。
あなたは自分のことを実績が少ないからダメだと思っていても、あなたを必要としている人は、世の中にはたくさんいるので自信を持ってください。
ブランディングはDRMをする上で必要になるので、早めに身に付けてくださいね。